「運転者」を読んで
限られた時間の中で今の自分が出来ることとはなんだろう?!そう考えさせられる本でした。
今回のテーマは、“運“。
運というのは〈いい〉か〈悪い〉かで表現するのが一般的な中、〈使う〉か〈貯める〉という表現を用いてその重要性を伝えている。そして、その貯める方法が、「誰かの幸せのために自分の時間を使う」ことだ。この仕事をして本当にそうだと感じることが多々ある。これができる人は、やっているという感覚ではなく、やっていたという感覚に近いと思う。そう、その事自体がごくごく自然なことだからである。
限られたわずかな人生において、色々な1日が存在するだろうけど、上機嫌で上を向いて歩き、自分が貯まった運を誰かが使い、その人が貯めた運をまた誰かが使う。それが当たり前の世の中であればと願い、僕は自分との約束を守ることにする。
「ライフトラベラー」を読んで
“人生は終わりのある冒険”であり、その限られた時間の中で僕がどれだけの贈り物が出来るのかを見つめ直す機会となった本。
今回のテーマは、できるだけたくさんの<0>を<1>にする。つまり、右も左もわからない未知の経験を楽しむことが、自分の未来を輝かしいものにするということだ。誰しもが未知の経験をするときには、ワクワク(楽しみ)と不安が存在する。そして、大抵の人は不安なことができるだけ起きないように望む傾向がある。だから、どうしても想定外すぎるチャンスと巡り合えない。
未知の経験を簡単にできる方法がある。それは、外出時に携帯電話を家においていくという行動だ。いかにして携帯電話に頼っているか、むしろ支配されていると言っても大袈裟ではなかろう。是非、一度試していただければ、たくさんの<0>を<1>にすることが可能である。」
「心晴日和」を読んで
“自分が感じている心の声とどう向き合うか”を考えさせてくれる本です。
喜多川作品の中で主人公が女性というのは珍しく、誰しもが必ずとも経験する苦悩や葛藤に関してどのように向き合うべきなのかを考えさせてくれています。
「あのとき俺も知らん顔をしたら、本当に困った人を前に自分のことだけを考えて逃げたという記憶になる。その記憶が一生残ることの方が、俺には耐えられないことだ」という一文がある。
今の僕はすごく共感でき、自分の生き方の指針として、あの時なぜ少しの勇気を出せなかったのかともやっとすることは必ず遂行している。このもやっとすることをするかしないかは人生の分岐点なような気がしています。“誰かのために頑張る生き方”って難しいと感じる人もいるかも知れませんが、この文章を読むのもそれに当てはっている思いますよ。
「福に憑かれた男」を読んで
“成功者”ではなく“成幸者”になるために必要なことを教えてくれる本です。
「おまえさんは、おまえさんの人生を使って何をしようと思っているんだい?」という文章が出てきます。
これを読んだときに、どんな人の人生にも必ず叶えたいと願うことがあるのではないかと感じました。その願いを早々に見つけられる人も入れば、最後まで見つけられない人もいることでしょう。願いを叶えたいと思っている反面、願いをどうして叶えなければならないのかという迷いや葛藤も生まれ、叶えた先に見たい世界があるのかさえわからない不安もあることでしょう。
それでも人は叶えたい願いをどこか探し続けるのだと感じまじました。
叶えたい願いに必要な要素は“行動”行動のないところに成幸も失敗もない。行動したからこそ得られる経験が、叶えたい願いの本当の意味を教えてくれるのだと思います。
「スタートライン」を読んで
“本と出逢うことの意味。本を読むというのはどのような価値があるのか”を教えてくれる本です。
僕が着目した文章は、「いい本と出会っても、自分が何もしなければ、出会っていないのも同じだ。
良い本と出会ったら、必ず何か行動を起こして、この本と出会ったから今の自分があるという状態を作らなければならない。
そうしたときにはじめて、君にとっての、その本の価値が決まる。」です。この内容は、本だけに限らないと思いました。
仕事にも恋愛にも、お金ですら置き換えられると感じました。中村文昭さんのお言葉を借りるのならば、「なんのために!」ということになると思います。
僕が読書をするのは、伝えるべき人が現れた時に伝えたいためです。出逢いは求めればたくさんあります。だけど、伝えるべきアイテムを持っていなければ、
その出逢いでプレゼントすることは出来ません。そのアイテムを探し、出逢った誰かの人生に少しでいいので関われたらと思っております。
「手紙屋」を読んで
“就職活動中の若者が「手紙」を通して、
自分らしく生きる方法を学んでいく”誰しもが就活(転活)前に読んでおきたかった本です。
ここをピックアップすることは少ないかもしれませんが、講演会をしている僕だからこそ感じる文章があったので今回はお伝えしたいと思います。
「人間は目の前に壁があると、どうしてもその壁を乗り越えることだけに意識を集中してしまいます。実は乗り越えることよりも、
どう乗り越えようとしたかのほうがはるかに重要なのですが、視野が狭くなり、どんな方法であれ乗り越えさえすればいいというような気になってしまうのです」
一言でいうと、“結果”より“過程”ということです。
今回の講演会でたくさんの経験をしました。
・どのようにしたら参加者が集まるのか
・どのようにしたらスタッフのモチベーションがあがるのか
・どのようにしたら想いは届くのか
などなど
上手く行かないことも多くありました。
少し気付くのが遅かったかもしれませんが、上手く行かないときほど結果に目を向けていました。
今では過程を意識しだし心がけることで少しずつ変化が起きてきたと感じております。
世の中は結果が全てということが多いですが、過程を追求するからこそ、真の結果が誕生するのではないかと思えるようになりました。
◆すぎちゃん
「損得じゃなく、興味を持つ」
◆さゆちゃん
「どんなことが起こっても、起こったことを、自分の人生において必要だった大切な経験にしていくこと、それが❬生きる❭ってことです。」
◆あきちゃん
「つまり、あなたが生きたことで、少しプラスになる。それこそが真のプラス思考じゃないかと思うんです。」
◆ちかちゃん
「プラス思考で誰よりも笑おう」
◆ちかちゃん
「ぼくたちの可能性を引き出してくれるのも出会い。ぼくたちに幸せを運んでくれるのも、新たな学びを与えてくれるのも、すべて出会い。」
◆すぎちゃん
「”やらなきゃいけないこと”がないわけじゃない。”やらなきゃ いけないこと”すら”やりたいことなんだよ”」
→本当にやりたいことをしているときって、やらなきゃいけないとか感じないもんですよね。
◆さゆちゃん
「おこることすべてを
たのしむときめてからたびにでる」
◆みずえさん
「つまり、旅先で何を与えるかなんて一切考えてない。自分が何をもらうかばかりを考えていたんじゃないかい?」
◆あきちゃん
「ぼくたちの人生で出会うことすべてに意味があると信じてね。 実際にそう信じて行動していると、ほんとうに意味があると気がつく瞬間がたくさんあるんだ」
◆かくちゃん
「そう。ぼくたちは自分と会話しながら生きているだろ。誰かと会話してない時は常に自分と話している。どこへ行こうとも、いちばんの話し相手である自分はいつも一緒にいる。だから、こんな人と一緒だったら、旅は楽しくなるのになぁと思えるような人に自分がなるしかないんだ」
◆ゆりちゃん
「人と人が出会っているときというのは、じつは目に見えない〈想い〉と〈想い〉が出会っているときなのさ。
そして、同じ〈想い〉をいだく者同士が出会ったときは、必ず、見えないところで奇跡が始まっているんだよ」
◆すぎちゃん
「自立とは、覚悟だと思う。
つまり、何かにすがったり頼ったりする生き方をやめて、誰かにとってなくてはならない存在になること。」
→1つのきっかけという種を拾えば、人生は変わります!
そのきっかけという種を拾える場所がここにはあります。
◆みずえちゃん
「お前さんが、私から受け取って助かったことがあるのなら、今度はそれをお前さんが誰かのために役立てればそれでよい。」
◆ゆりちゃん
「自分が自分に何度も言い聞かせている言葉によって自分の性格や可能性は創られているんじゃ」
◆すぎちゃん
「おまえさんは、おまえさんの人生を使って何をしようと思っているんだい?」
→僕の人生でできることとはを考えるきっかけになった一文です。
◆みずえちゃん
「確かに、店にある品物を売るのが目的で話しかける店員は敬遠される。僕だってそういうお店には二度と行きたくないと思う。でも、君は違う。本を売ろうとしているんじゃない。友達になろうとしているんだね。」
→自分の利益の事を考えるのではなく、相手に役立つ事を考えて行動する。サービス業なら特に肝に命じておかなければならない言葉だと思いました。
◆あきちゃん
「福」に憑かれた男
行動のないところに成功も失敗もない。
そして、行動の結果手に入れるものは、失敗でもなければ、成功でもない。それは、自分の人生を素晴らしいものにす、るためにどうしても必要だった経験なんだって。
僕も行動をしたくなりました。
◆すぎちゃん
「家に帰ってから最初に座る場所で、自分の人生は決まる」
→衝撃を受けましたね。たしかに、家に帰ってリビング等に座りまずはテレビをつけるという人がいる中で、自分だけのスペースに座り、今日一日を振り返るためにノートを開く人がいる。
少し習慣の違いで人生って大きく変わることになるのだろうと感じます。
◆みずえちゃん
「全部覚えてから挑戦しようなんて思ってたら、いつまでたっても問題を解くところまでいかないよ。」
→この直前に主人公が言うセリフ「ある程度実力がついてから挑戦したほうがいいと思うんだけど...」は普段よく言ってしまっている気がします。問題を解く、間違える、やり直すという方法でやっていきます!
◆がみぃー
「あなたの今日の頑張りが、将来出会う多くの人たちの人生を変える」
→今以上によりよい自分になれたら、将来出会った人に、「あなたに出会えて良かった✨」って思ってもらえるかもしれないですよね。
よりよい自分になるための、スタートラインがここにはあります!
決めるのは、あなた自身です!!
◆がみいー
「わたしたちの人生はまだ始まったばかりだ。スタートラインにすら立っていない。
でも、ひとつ感じることがある。
わたしたちの人生には、わたしたち自身が思い描いている以上に、劇的なドラマが用意されている。
ああなったらいいなぁとか、こういう人生を送るんだって、期待したり、意気込んだりしてみても、思い通りいかないことばかりだった。
今の自分は、数年前の自分が想像した人生とは全然違う道を歩んでいる。でも、昔のわたしには、今日のこの奇跡のような再会を計算できたりはしなかった。
そう、わたしたちの未来は、わたしたちが思っている以上に劇的で、感動的で、奇跡的な脚本を用意して待っているんだ!」
◆かくちゃん
「人間は平等だとは思わないが、チャンスは平等にある。ところが多くの人はそのチャンスを逃している。今がチャンスということに気づいていないのではない。チャンスだと気づいているのに、変化を恐れて動けなくなるのだ」
→皆さんには、変化を恐れて動けていない自分、何かを言い訳にして動かない理由を自身にしている自分、そんな自分が時々居ませんか?はい、私は時々(結構、頻繁に。苦笑)居てます。
そんな自分に、考え方を変えたり、動いたりするのに勇気をくれるのが、読んだ本に書かれている言葉であったり、本を通じて出逢った人達であったりします。
◆みずえちゃん
「せっかくの一度っきりの人生だ。
ひとつくらいは、誰もが無理ってあきらめるような
簡単には手に入らないようなものを
追い求めて生きていこうぜ、お互いに」
【子供を仲間のように思う】
子供にとって、親の存在は尊いものです。
親がいなければ、この世に生まれてくることすら出来ませんでした。
そんな親(ここでは父親)が、人生の転換期において新たな一歩を踏み出すのに躊躇している娘にかけた言葉。
決して偉ぶること無く、冒険を共にする仲間の様に接する態度がとても素敵だと思いました。
自分もこんな言葉をプレゼントできる親になりたいです。
◆すぎちゃん
「あなたの能力は、今日のあなたの行動によって開花されるのを待っています。」
→この文章と「自分と交わした約束を守る人になる」の組み合わせは最強コンビです!!
いかに自分と向き合い、自分と共存できるかが大切だといつも感じさせてもらいます。
◆がみぃー
「『人生は思いどおりにいく』多くの成功者が座右の銘にする言葉です。
『人生は思いどおりにいかない』夢を実現できなかった、もっと多くの人たちが感じる人生の教訓です。」
→『人生は思いどおりにいかないなぁ~』と思っている人こそ、足を運んでみてはいかがでしょうか。
◆みずえちゃん
「あなたにはたくさんの応援団がついているのを忘れないでください。それは、あなたが成功したときにあなたと関わって生きている、全世界の何千万、何億という人たちです。」